


ハワイアン・ヨーデル・・・八月真澄
あまり聞きなれない言葉であるが正当な言葉であると言う。ハワイアン・ヨーデルは
宗教的な意味合いがあり、女性のファルセットが主役で教会で生まれたという。今でも
ハワイの教会で歌われているのでは?
八月真澄(はずき ますみ)は1948年生まれの73歳。母親がジャワ人。
尼崎北高校を卒業して、NHKの「ステージ101」でデビュー。当時の芸名は青木マスミ。
そしてTV番組が終了すると、ミュージカルの舞台「アニー」「レ・ミゼラブル」に出演。
さらに劇団四季で「オペラ座の怪人」に出演、その後アメリカで遊学。
そしてキング・オブ・ヨーデルのウイリー沖山の弟子となる。
彼は弟子を取らない主義なので例外といえよう。日本では数少ない女性ヨーデラーとなる。
帰国後、44歳で結婚。劇団四季の浅利慶太から呼び戻され、「美女と野獣」に出演。
劇団四季には通算17年間在籍していたが、体調を壊し退団。
ボイストレーナーをしながら シナリオライターもやり、シンガーとしても活躍。
ヨーデルにはアルペン・ヨーデル、ウェスタン・ヨーデル、ハワイアン・ヨーデルの3種類が
ある。ヨーロッパアルプス地方に牧童たちの通信手段として生まれ、移民などでアメリカ
西部やハワイに渡り歌われ続けている。
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