
久しぶりにこの曲を聞く。
曲名は「愛のロマンス」というより、「禁じられた遊び」と言ったほうが、
馴染みかもしれない。
原曲はスペイン民謡で、映画「禁じられた遊び」でテーマ曲に使われ、
ギター曲の定番になったと言える。
演奏者は「ゴメス」などが有名だ。
クラシック・ギターと言えば先ずこの曲と言われるくらい有名な曲で、
初心者が先ず手を出したがる曲がこの曲かも知れない。
実際ボク自身もこれに挑戦した記憶がある。
作曲者は不明だが、子供などに対する "可愛さ"、"愛(いと)しさ" の
極みと言っても良いような雰囲気があって、同映画で選曲され、十二分
の効果を発揮したことも証明出来る。
なお、映画 「禁じられた遊び」 では サブ・テーマ曲である 「ラモーのメヌエット」
の ニ短調の中間部とが組み合わされて演奏されている。
ここに近藤怜二の訳詞があるので紹介しょう。
春はめぐり 花は開き
鳥は歌う 旅の空を
雲のごとく さすらい行く
哀(アワ)れ幼子(オサナゴ)
十字架立てて 花を飾り
二人きりで遊んだ日の
忘れられぬ あの思い出
胸にひそめて
楽しかりし あの日のこと
優しかりし 母の瞳
今は遠く 全て去りぬ
夢の浮雲
今は遠く 全て去りぬ
夢の浮雲
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