
「カ・ノホナ・ピリ・カイ」と言えば「涙そうそう」のアロハバージョン。
涙そうそうは・・・森山良子が、ライブで共演したBEGINと意気投合し、
沖縄の曲を依頼した。BEGINから送られたデモテープのタイトルに書いてあった
「涙そうそう」は沖縄の言葉で「涙がぽろぽろこぼれ落ちる」という意味であると聞き、
森山が若くしてこの世を去った兄を想う歌詞をつけた。(しかし、今では、別れの歌、
卒業ソングとして親しまれている。)1998年に森山良子のアルバム
『TIME IS LONELY』に収録された。また後に、2001年発売のシングル
「さとうきび畑」のカップリングとして収録されている。
アロハバージョンでは大切なひとが天に召されたあとそのひとを思う歌詞になって
いる。その日本語訳とは・・・
カ・ノホナ・ピリ・カイ
海しぶきの息吹き
風にゆれるティーの葉音
漂う香りのささやきで
私を招く
アロハ、アロハ
いとしい思い出
美しい、それは美しい
海辺の家
夜の闇に思いは漂う
海からの精霊の声に眠れず
愛の思い出が移ろい行き
心は穏やかになる
ココナッツ林の木陰は家族
ポーフエフエの花飾り
ここに歌う海飛沫は
夜の香りの吐息
道が導くように
手招きし続ける
訳詞:吉見大介
*砂浜をつる状にはって育つ朝顔の一種
尚、我々のバンドにもレパとして譜面もあり、フラもあるがなかなか演奏
する機会がないのが残念である。
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