

最近の静かなヴァイオリンブームの中で脚光を浴びているのが
川久保賜紀だ。彼女の弾くヴァイオリンは聴く人の心をひきつける。
川久保 賜紀(かわくぼ たまき、1979年生まれ)は、アメリカ合衆国
カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのヴァイオリニスト。
ロサンゼルスに移住した歯科技工士の両親のもとに生まれ、4歳の頃
からピアノを習い始めたが、5歳の時にヴァイオリンを始め、ロサンゼルス
のコルボーン音楽院でロバート・リプセットに師事した。その後、
ジュリアード音楽院に進み、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫に師事。
1994年、ジョン・ウィリアムズ指揮ボストン・ポップスとの共演で、
サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」の演奏がアメリカで
テレビ放映された。
2001年、第6回パブロ・サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクールで
第1位、2002年 第12回チャイコフスキー国際コンクールで最高位
(1位なしの第2位)を獲得した。
クリーヴランド管弦楽団、デトロイト交響楽団、サンフランシスコ交響楽団等
アメリカの主要オーケストラと共演。日本においてもツアー、演奏会を行い、
22004年、出光音楽賞を受賞した。現在もチューリッヒ音楽院でブロンに師事している。
使用楽器は、日本音楽財団より貸与されている1736年製ストラディヴァリウス「ムンツ」。
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