
ここにも日本人が。
口笛と言うあまり馴染みのない世界で世界チャンピォンが
生まれたのだ。
分山貴美子(わきやま きみこ、1972年生まれ )は、日本の口笛演奏家・
作曲家・ピアニスト・ウクレレ演奏家である。
福岡県福岡市出身。福岡県立福岡中央高等学校、
国立音楽大学音楽教育学科卒。
3オクターブの音域を自在に操り、透き通ったその音色は「ラブリーチューン」
と評される。口笛を楽器として扱い、ソロで演奏するほか、ピアノやウクレレを
弾きながら口笛を吹く「弾き吹き」という独自のスタイルを確立させる。
コンサート活動やCDリリースの他、東京都内2箇所(2008年現在)で
口笛教室を主宰し、口笛の教則本を出版するなど、音楽としての口笛
普及に務めている。日本口笛奏者連盟副会長。
「鳥がさえずるように口笛を吹く」ことを信条としており、ファッションも「インコの
ような緑色の服を選ぶことが多い」と語る。夢は「ヨウムに口笛を仕込んで、
舞台で共演すること」であるという。
口笛の高い技術に加え、可愛らしい容姿、気さくで飾らない人柄とも相まって、
男女を問わずファンが多い。日本の口笛界の顔ともいうべき存在である。
愛称は「きみちゃん」、「きみぴゅー」など。口笛教室の生徒からは「KIMI先生」
と呼ばれることもある。
なお、「口笛」の表記について、分山自身は「口笛」と漢字で書くよりも
「くちぶえ」とひらがなで書く方が、柔らかな感じがして好きだと語っている。
2007年4月、アメリカ・ルイスバーグで開催された「第34回国際口笛大会」
成人女子の部で総合優勝を果たす。これを機に、テレビや新聞、
雑誌等のメディア出演、コンサート等を数多く依頼されるようになる。
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