







イプはハワイ語で「ひょうたん」を意味する。
この作り方については諸説あるが最もナチュラルな方法をご紹介しよう。
先ず基本的には海の中で行う。全て自然に返してやる為だ。
・イプを良く洗う。
・イプの形や大きさを見てそのイプのバランスを考えて首を切る。
・イプの中を棒でつついて種を出す。
・何度も海中で洗い、乾燥させる。
・乾いたらニスを塗り完成。
とここまでは誰でも知っていることであるが、問題は切った首の残りの部分
をどうするか余り知られていない。
これはポイと捨てるのではなく、ビールなどのジョッキに使われる。
古くはハワイがさとうきびの栽培で潤っていた時、ポルトガルなどから大量
の移民を受け入れた。
この時ヤシ酒を飲むためにこのイプの頭の部分が使われたのだと言う。
当時の王朝は移民に対してはヤシ酒だけは禁じなかったのだ。
彼等はヤシ酒があるから仕事をしていたと言っても過言ではないからだ。
それを禁じたら仕事をしなくなるからだ。
今でもハワイでは通の人はこれにハワイビールを注いで飲んでいるのだ。
一度やってみたいですね。
スポンサーサイト
テーマ:こんなの作りました♪ - ジャンル:趣味・実用