


1941年に灰田勝彦がハワイアンソングとして吹き込んだ曲がある。
ハワイ民謡の「南の唄(ママ・エ)」である。
伴奏はもちろん灰田有紀彦(晴彦)率いるモアナ・グリー・クラブである。
そしてこの年に太平洋戦争に突入。日本は国策を誤り戦争への道に進んだ。
灰田勝彦のファルセットが一番いい状態で歌われている。
作詞は永田哲夫である。その歌詞をご紹介しましょう。
南の唄(ママ・エ)
作詞:永田哲夫 作曲:ハワイ民謡
あの街の角で いつも聞く唄は
遠い南の 夢の唄よ
月さえほほえむ 美しの島へ
聞こゆはウクレレ 甘き調べよ
君と別れに歌う アロハオエ
懐かしの調べよ 南の唄