






ホルンに魅せられた男がいる。池田重一(しげかず)だ。
ホルンと言う管楽器は3.7メートルの管を通って音が出る。
ホース3.7メートルでも同じ音が出るから不思議だ。
そもそもホルンを吹き始めたきっかけは、
中学校のときにたまたま吹奏楽部に入り、そこでハマッたと言う。
「たまたま」と言うのは、当時行っていたそろばん塾の先輩に
「お前ブラバンに来いへんか?」と誘われて、入ることにしたのだと言う。
先生にこれをやりなさいと渡されたのがホルン。きっかけと言うのは
こんなものかも知れない。
趣味はオートバイ。かなりの長距離でも平気で飛ばす。
1987年大阪音楽大学音楽学部卒業。YAMAHA新人演奏会に出演。88年旧西ドイツ
アーヘン国立音楽大学入学。90年同大学を最優秀で卒業。帰国後、大阪フィル
ハーモニー交響楽団に入団。90年、95年、97年にソロリサイタルを開催。
ホルンを近藤望、デイビット・ブライアント、リカルド・アルメイダの各氏に師事。
現在、大阪フィルハーモニー交響楽団首席ホルン奏者、アーヘナー・ホルンカルテット、
宮川彬良とアンサンブル・ベガのメンバー。大阪音楽大学、神戸女学院非常勤講師。
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