

ハワイ王朝最後の女王リリウオカラニの従兄弟にあたるクヒオ王子。
クヒオ王子は1871年にカウアイで最高官デビット・カハレポウリと、
女王キノイキ・ケカウリケの間に生まれた。
ハワイ王朝の崩壊、そしてハワイが米国に併合された後の1902年
クヒオ王子は米国下院議員に選出される。
そこで彼はハワイアンの政治家として初めてアメリカ議会に出席、
アメリカの領土となったハワイで生涯ハワイアン擁護のために尽くし
人々から「庶民の王子」と呼ばれ王族で最もハワイアンに愛された人と
言われている。
王国崩壊による数奇な運命をたどったクヒオ王子の名は、王朝の末裔として、
又その活躍を後世に残すべく、ビーチの名ばかりでなく連邦庁舎ビル、
ワイキキの目抜き通りやホノルルから東に延びる幹線道路の名としても
残されている。
そんな彼を偲んで彼の誕生日の3月26日には休日にあたり
ワイキキのカラカウア通りでパレードが開催される。
彼の生まれ故郷のカウアイ島ではなんと一週間にも渡り
様々なイベントが開催されると言う。
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