







マダガスカル共和国(マダガスカル)は、東アフリカのインド洋に浮かぶ
マダガスカル島を領土とする共和制国家。人口は2.000万人。
ヴァリハ(Valiha)は、マダガスカルの竹でできたツィターである。 竹または
金属でできた皮の上に張られた弦を爪弾くことによって音を出し、長い絇を
てこで動かし、弦は小さな柱に支えられている。 弦は自転車のブレーキケーブル
でできていることがほとんどであり、絇ごとの弦はゆるく、それぞれの弦は奏者
にもよるが1本か2本の絇でできている。
現在知られている中で最も偉大だとされるヴァリハ奏者は1938年生まれの
Rakotosafyとされている。彼のレコードの中で今日まで残っているものほとんどなく、
あったとしてもMalagasy Radioの中央スタジオのものがほとんどである。
Like a God When He PlaysというタイトルのヴァリハとRakotosafyの音楽に焦点を
当てたマダガスカル発のドキュメンタリーがLink TV[1]で放送され、ヴァリハが
マダガスカルの国民的な楽器として知られるようになった。
さらにヴァリハに似た楽器は東ティモール、フィリピンなど東南アジアに分布し、
マダガスカル人が故郷のインドネシアからマダガスカルへ移住と共にこの楽器も
海から渡って今のヴァリハになったといわれる。
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