

ニコ(Nico、1938年 - 1988年50歳にて永眠)は、歌手、
女優、ファッションモデル。本名はクリスタ・ペーフゲン。
ドイツのケルンで生まれた。
10代の頃からパリを中心に『ヴォーグ』、『エル』といった
ファッション誌のモデルとして活動し、その後、フェデリコ・フェリーニ
の『甘い生活』等の映画に端役で出演。この頃に、ニューヨークに移り、
しばらくの間、ヨーロッパとアメリカの両方で活動を行う。
1968年には、ボブ・ディラン、ジャクソン・ブラウン等が曲を提供し、
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのメンバーも参加したファースト・
ソロ・アルバム『チェルシー・ガール』が発売される。
1981年に久しぶりに発表された『ドラマ・オブ・イグザイル』は、
リリースをめぐるいざこざはあったものの、ジョイ・ディヴィジョン、
バウハウス、エコー&ザ・バニーメンといったバンドに代表される
ニュー・ウェイヴ・ムーブメントの中で高い評価を受ける。この時期から、
ニコは日本を含む世界各地でライブを活発に行い、その模様は多くの
ライブ・アルバムに記録されている。
ニコは1988年イビサ島の自宅近くで自転車で転倒し、頭を強く打って
病院に運ばれた。レントゲン写真で脳内出血が確認され、彼女は数時間後に死亡した。
一時期はアラン・ドロンとの交際で名を馳せ、彼との間にアリと言う男の子を
もうけている。
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