

















以前から見たいと思っていた映画「ショーほど素敵な商売はない」が
偶然放映された。
1953年制作のアメリカ映画だ。マリリン・モンローも出ている。
とにかく本場アメリカのショーはすごい。スピード感があり、テクニック
も良い。歌もうまい。2時間があっと言う間であった。
あらすじとしては・・・
1919年、モリー(エセル・マーマン)とその夫テレンス・ドナヒュー
(ダン・デイリー)がアデルフィ劇場に出演したとき、当時1歳の長男
スティーヴも初舞台を踏んだ。1923年にドナヒュー一座がピッツバーグ
劇場に出演したときはスティーヴ6歳、それに4歳の長女ケイティ、
2歳の次男ティムが加わっていた。それから月日が流れ、ドナヒュー夫妻は
成人した長男スティーヴ(ジョニー・レイ)長女ケイティ(ミッチー・ゲイナー)
次男ティム(ドナルド・オコナー)と5人一座を組み、ニューヨークの
ヒポドロムに出演して大当たりをとった。父親に似て浮気者のティムはガール・
フレンドとナイトクラブへ行ったとき、そこの受付をしている歌手志望の
ヴィッキー(マリリン・モンロー)に眼をつけたが、体よく追いはらわれた。
長男スティーヴが牧師になって欠けたあと、ドナヒュー一座はマイアミのショー
に出演することになったが、偶然ヴィッキーもショーに出演するためマイアミに
来ており、ティムは大喜び。ヴィッキーにブロードウェイ出演の口がかかって
来たとき、一緒にティムとケイティも出演する話が決まった。スティーヴの
牧師就任式にはドナヒュー一家も出席して前途を祝福した。その席で作詩者の
チャールズはケイティと結婚したいとスティーヴに告げた。スティーヴはもちろん
2人の婚約を喜んだ。その夜ティムとヴィッキーはふとしたことから喧嘩別れして
しまった。いよいよ初日という日、ティムは自動車事故で負傷、入院した。
父テレンスに不心得を叱られたティムは詫び状を残して病院から行方をくらました。
ヴィッキー、モリー、ケイティのショー「マンハッタン・パレード」は大成功だった。
テレンスはショーに出演するかたわらティムの行方を探していた。ティムのことで
モリーはヴィッキーのことを誤解していた。ティムの行方がわからず、自分の芸にも
自身を失ったテレンスは、モリーのすすめる芸能人救済資金募集ショー出演をも断り、
姿をくらました。そのショーのはじまった夜、ヴィッキーはモリーの誤解をといて
和解した。そのとき、突然長男スティーヴが楽屋を訪れ、母をはげました。そこへ
水兵服姿のティムが現れ、父テレンスもまた帰って来た。そして久しぶりに全員揃った
ドナヒュー5人組はヴィッキーを加えて舞台に登場するのだった。