






















アニャンゴ(Anyango、本名:向山恵理子、1981年生まれの40歳)は、
東京都出身の女性ヴォーカリスト、東アフリカのルオ族の伝統楽器
"ニャティティ"の世界初の女性演奏家である。
"アニャンゴ" とは、ルオ族の女性の名前で、「午前中に生まれた女の子」
という意味。
高校時代より、歌手を目指し、スリーピースバンド(ボーカル、ギター、
パーカッション)の "大華" のリーダー兼ヴォーカルとして音楽活動を開始。
バンドは自主制作のCD1枚を発表し解散。
2005年、ケニアの首都ナイロビでの修業の後、さらにニャティティの演奏
を極めようとナイロビから西ケニア奥地の村に赴く。当代随一のニャティティ
名人に弟子入りを懇願するも、外国人であること、女性である事を理由に弟子
入りを断られる。しかし、電気も水道もない村での生活を続ける内に、アニャ
ンゴの熱意が名人にも通じ弟子入りを許可される。約8ヶ月に渡る指導を受け、
外国人として、女性として初めてのニャティティ演奏家として免許皆伝となった。
同年ケニアの国立劇場ともいえる "ボーマス・オブ・ケニア" にて、建国以来、
初の外国人演奏家としてライブ演奏を行う。
その後は各方面で演奏活動を行っている。
ケニア政府観光局より「日本ケニア文化親善大使」に任命される。