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Royal Hawaii

ALOHA! ハワイアンバンドでスチールギターをやっています。 ハワイアンファンの皆様、全員集合。



 佐渡おけさは、新潟県佐渡市に伝わる「おけさ節」の1つである。
現在では佐渡を代表する民謡として全国に知られている。
おけさの歴史は、熊本県天草市の牛深港に伝わる酒席の騒ぎ唄である牛深ハイヤ節が、
北前船の船乗り達によって小木港に伝わり、「小木おけさ」として広まり、それが相川の
佐渡金山の鉱夫達に広まって、「選鉱場節」として哀愁漂うメロディとなったとされている。
また、赤泊港の「山田のハンヤ」が小木に伝わったとの説もある。
「選鉱節」が1906年(明治39年)「相川おけさ」となり、1921年(大正10年)に開催された
「第二回全国民謡大会」において初めて「佐渡おけさ」として発表された。
1926年(大正15年)「青化選鉱場」に勤務していた村田文三が日蓄レコードより「佐渡おけさ」
を発売し、山田耕筰・藤原義江に絶賛され、ビクターレコードの専属歌手に転職、全国はもとより、
南樺太、満州国、台湾、朝鮮などでコンサートを開催し、佐渡おけさを普及させた。
1931年(昭和6年)、浪曲師の寿々木米若が民話「佐渡情話」をアレンジし中に「佐渡おけさ」を
取り入れ発売し、大ヒットとなり、再び「佐渡おけさ」が脚光を浴びた。
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テーマ:音楽的ひとりごと - ジャンル:音楽