


レインスティックとは、スペイン語で「PALO DE LLUVIA(パロデジュビア)」と言う。
雨の音がする棒といった意味で、レインスティックそのものなのだ。
その昔、枯れて乾燥したサボテンを拾い上げたところ、雨音のような音が聞こえたという
偶然から生まれた。つまり自然の恵みから生まれたといっても良い。
古代より多くの種族によって,音楽や式典などに使われている楽器でもある。
実際に、インディオの雨乞いの儀式にも使われていたと言うことで、名前の由来になった
ものと考えられる。
レインスティックの素材はサボテン。 砂漠で育った太いサボテンが長い歳月を経て、
外側の刺や植肉が枯れ落ちて内部の組織だけが残る。
中は空洞になっているため、その刺を、らせん状や十字に差し込んでいく。
その中に2~5mmほどの小さな小石を入れるので、 小石がトゲに引っかかりながら
筒の中を落下していくことで、きれいな音が出るのだと言われている。
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