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Royal Hawaii

ALOHA! ハワイアンバンドでスチールギターをやっています。 ハワイアンファンの皆様、全員集合。



 ハワイ島(ビッグ・アイランド)の西海岸、コナの町からすぐの街道沿いにある、
「てしま食堂」という日本食レストランの女将、手島静子さん。今年105歳になる。
名前でわかるとおり、日系移民の2世だ。地元の人々、そして彼女を慕ってこの店
へリピートする旅行者からは、「グランマ(おばあちゃん)」と親しみを込めて呼ばれている。
 なぜ、手島おばあちゃんが人々に愛され続けているのか、アメリカ本土から毎年
彼女に会うために人々が大勢訪れるのか。日本人旅行者も大勢訪れる。
105歳、彼女の人柄、人生に触れたくてやって来る人が大半だ。
1907年に日系二世としてハワイ島コナで生まれる。両親はコナ周辺でコーヒー農園
を営む日系人向けのよろず雑貨屋を経営していた。
1929年、22歳で両親から店を受け継ぐ。その時コナにはまだ電気が通っておらず、
夫のふみおさんと共にヒロからトラックで氷を運んで、アイスクリームを手作りしてい
たという。ようやくコナに電気が通ったのは、第二次世界大戦の頃だった。
1940年、雑貨屋を日本食レストランに。ボリュームたっぷりで愛情溢れる食事を食べ
させてくれる店として、今も昔もかわらぬ人気を誇っている。
静子さんは5人の子供、12人の孫を育て、25人の曾孫、そして7人の曾々孫(ヤシゥアゴ)がいる。
長男は82歳、長女は80歳になる。次女は74歳でガンで亡くしている。
総勢54人の家族でこのうち14人が食堂で働いている。
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テーマ:ハワイ生活 - ジャンル:海外情報