











農楽(のうがく-プンムル)は朝鮮に古くから伝わる伝統芸能。
文字どおり、農民・農村の音楽を意味し、踊りを伴う。
農民たちが豊作を祈願したり、豊作を祝ったり、時には仕事の疲れを癒すために
朝鮮全土で発展してきた。
元々は、地域によって様々な呼称をつけていた。直訳すると「風流遊び」になる
プンムルノリ、プンムルクッがよく知られており、単にプンムルとも言う。
日本による植民地統治期に、伝統音楽のうち宮廷音楽を指す「雅楽」と区別し、
「農楽」と総称されるようになった。
韓国では近年、本来の呼び名であるプンムルとかメグという言い方も使用するようになった。