ハワイ・ワイキキビーチはオアフ島南部に位置し、東はダイヤモンドヘッドふもとのカイマナ・ビーチまで
の地域を指す。
「ワイキキ」はハワイ語で「水が涌くところ」の意味で、元々は湿地帯であり、ハワイが独立国であった
19世紀末までは、ハワイ王朝の王族の保養地であった。
それまで土地所有の概念がなかったハワイであるが、1846年には、土地の所有権を定める条例、
「グレート・マヘレ(Great Mahele、土地改革)」が施行され、ワイキキにおいても大部分の土地が瞬
く間に白人の所有となった。
現在は、ホノルル市における最大のリゾート地域、そして繁華街として、メインストリートのカラカウア
通りやクヒオ通りを中心に、多数のリゾートホテルやコンドミニアム、ショッピングセンターや飲食店などが
建ち並び、季節を問わず世界各国から多くの観光客が訪れる。
また、人工砂浜であるワイキキビーチの砂浜の面積が狭くなってきていることから、2011年より250万ドル
を費やして砂の補給を行い、砂浜の幅を約10メートル以上拡大することになった。これらのメンテナンスの
作業にあたるビーチキーパーが昼夜にわたり保守を行っている。
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