










アフプアアとは、古代ハワイのもっとも基本的な土地利用単位であり、
生活の単位であり、 社会経営の単位でした。アフプアアは、山頂から川の上流、
河口までを含んだ、ピザを分けたようなかたちをしており、飲み水、食料
(海の幸や山の幸や家畜)、建築資材、衣服 の素材、装飾品まですべてその中で
生産・消費できるという、生態的には全く無駄のない、 「きちんと閉じた」体系だったのです。
アフプアアの実際の面積は40ヘクタールくらい の小規模なものから、4000ヘクタール
にも及ぶ大規模なものまでさまざまでした。
現在この方式が見直され、実際に取り組んでいるグループも現れた。