






























松尾 和子(1935年 - 1992年)は、日本の歌手。
戦後、ジャズに惹かれたことと自身及び家族の生活のために歌手となり、レイモンド・コンデの
バンド、ゲイ・セプテットの専属歌手のひとりとなる。進駐軍のキャンプやナイトクラブ等で歌う
うち、徐々に人気が上がっていき、やがて、赤坂のクラブ・リキ(力道山が経営していた)の
専属歌手となり歌っていたときに、フランク永井に認められスカウト。吉田正に紹介されて、
ビクターに入社。
1959年には「グッド・ナイト/東京ナイト・クラブ」でレコードデビュー。「グッド~」は和田弘と
マヒナスターズ、「東京~」はフランク永井との共唱。当時はベテラン/人気歌手でも片面は
他の歌手である場合が多く、ビクター及び吉田正の期待の程が窺える。第2弾として発売した
「誰よりも君を愛す」が大ヒットし、それと共に「グッド~」もつられる形でヒット、「誰よりも~」は
第2回レコード大賞を受賞、「東京ナイト~」はその後長らくデュエットソングの定番として根強い
人気を博し、松尾の名は一躍スターダムへとのし上がり、後にムード歌謡の女王と称される
ようになった。
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