山下 敬二郎(本名:山下 啓次郎、1939年 - 2011年)は、東京都出身のロカビリー歌手。
父は落語家・喜劇俳優の柳家金語楼、異母兄は作家・演出家の山下武、実妹は女優・
声優の有崎由見子。祖父は三遊亭金勝。叔父は先代昔々亭桃太郎。
ウイリー沖山の弟子を経て、初期ドリフターズ(サンズ・オブ・ドリフターズ)でメインボーカル
を務める。
創立間もない渡辺プロダクションの専属になり、1958年2月に開かれた第1回日劇ウエスタン
カーニバルで大々的に売り出される。
持ち歌はポール・アンカの「ダイアナ」の日本語カヴァーで、平尾昌晃、ミッキー・カーチスと
共に「ロカビリー三人男」と呼ばれ、一世を風靡した。
5度の結婚歴があり、5人目の妻の山下直子(1991年、26歳の年齢差で結婚)とのステージを
中心に、セルフ・プロデュースでカントリー・ウエスタンのCDを発表するなど、ベテランの域に
達しても音楽活動を展開していた。
2008年には第50回日本レコード大賞功労賞を受賞。
2009年「ボクらの時代」に平尾昌晃、ミッキー・カーチスと出演。
2010年11月末から胆管がんで入院していたが、2011年1月5日に胆管がんによる腎不全の
ため東京都町田市の病院で死去した。71歳没。
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