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作詞家である。歌手・越路吹雪のマネージャーを務めたことでも知られる。
京城(現在のソウル特別市)生まれ。5歳の頃に西宮市に移住。
西宮市立西宮高等学校を経て神戸女学院に進学。1939年神戸女学院大学
英文科卒業後、宝塚歌劇団出版部に就職。月刊誌『歌劇』の編集長を務めた。
そうした中、偶然編集部にやってきた当時15歳の越路吹雪と出会う。
二人は意気投合し、越路の相談相手となる。越路が宝塚を退団して歌手になり
たいと相談したとき、岩谷も退職を決意。共に上京し、越路の付き人を務めた。
東宝文芸部に所属。会社員として働く傍ら越路をサポートし、越路が死去する
までの約30年間、マネージャーとして強い信頼関係で支え続けた。しかし、
あくまで「越路が好きだから支えていた」という岩谷は、越路が亡くなるまで
マネジメント料としての報酬は1円も受け取らなかった。
越路が歌うシャンソンの訳詞を手掛けたのきっかけとして作詞家・訳詞家とし
ても歩み始める。ザ・ピーナッツ『恋のバカンス』や加山雄三『君といつまでも』、
ピンキーとキラーズ『恋の季節』、園まり『逢いたくて逢いたくて』など数多く
のヒット曲を生み出してきた。
その後の活躍は周知の通り。現在でもミュージカルを中心に作詞家活動を行っている。
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