














ニーノ・ロータ(Nino Rota、1911年 - 1979年)は、
イタリアの作曲家。クラシック音楽と映画音楽で活躍した。
ロータ自身は「本業はあくまでクラシックの作曲であり、
映画音楽は趣味にすぎない」と言っていたが、映画音楽の分野で多大な業績を
上げており、死後クラシックの作品も注目を集めるようになった。
北イタリアのミラノ出身。11歳でオラトリオ、13歳でオペラを作曲し、
ミラノ音楽院、聖チェチーリア音楽院で学んだ。その後米国に渡り、
カーティス音楽学校に学んだ。帰国後ミラノ大学に入学し、文学と哲学を
並行して専攻。
大学卒業後音楽教師となり、その傍らクラシック音楽の作曲家として活動を開始。
1942年以降、映画音楽の作曲も始めた。1951年、当時新進映画監督として
注目を集めたフェデリコ・フェリーニと出会い、その後フェリーニの映画の
殆んどの音楽を手がけることになった。
フェリーニ監督以外の映画音楽も多数手がけ、フランシス・フォード・コッポラ
監督の『ゴッドファーザー』の音楽はロータの代表作となり、『愛のテーマ』
は日本でも尾崎紀世彦によってカヴァーされ、多くの人々に親しまれた。
1979年心臓発作によりローマで死去、67歳。生涯独身だった。
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