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Royal Hawaii

ALOHA! ハワイアンバンドでスチールギターをやっています。 ハワイアンファンの皆様、全員集合。

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 ホレホレ節は、ハワイの日本人一世が生み出した労働歌である。
19世紀末に日本人労働移民が組織的にハワイに送り込まれ、
ハワイ各地の砂糖耕地で重労働についた。ホレホレ節は、その砂糖耕地
での労働の中から生まれてきた民謡である。
作詞、作曲者は不明である。 
「ホレホレ」とは、砂糖黍の枯れ葉を手作業で掻き落としていく作業を指す。 
他の耕地労働に比べ比較的力がいらなかったため、これは主に女性の仕事だった。
炎天下での「ホレホレ」の作業の中で、ともに励ましあい、力を合わせるために、
また少しでも気を紛らわせるために、即興的にいろいろな歌詞をつけて
歌いこんでいったものと思われる 。

    ホレホレ節

ハワイ、ハワイと夢見てきたが
流す涙は甘庶(きび)の中
行こか メリケン(アメリカ)帰ろか 日本
ここが試案の ハワイ国

今日のホレホレ 辛くはないよ
昨日届いた 里便り
横浜出るときゃ 涙ででたが
今は子もある 孫もある

日本人労働移民は、横浜を出航する船でハワイへ旅立った。
条約切れても 帰れぬやつは
末はハワイの ポイ(ハワイ原住民の主食)の肥
ハワイ ハワイと 来てみりゃ地獄

ボース(ボス)は悪魔で ルナは鬼
カネ(男)はカチケン ワヒネ(女)はハッパイコウ(運搬作業)
夫婦仲良く 共稼ぎ
条約切れるし 未練は残る
ダンブロウ(労働契約が満期)のワヒネにゃ 気が残る

 ホレホレ節の旋律は、移民の出身地であった広島、山口、熊本などの
各地方の民謡が混ざり合ってできたものではないかと思われる。

「ホレホレ節」は、1967年に民謡歌手、佐藤松子によって日本でも
録音され、キングレコードから発売されている。
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テーマ:ハワイ生活 - ジャンル:海外情報
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