




























「ギターラ」(Guitarra)とはポルトガルの民謡ファドの伴奏として
使われるポルトガルの民族楽器。ポルトガル・ギターのことをギターラ
と言っている。
別名「涙のギター」とも言われている。それほど哀愁を帯びているのだ。
ファドとは運命とか宿命という意味だ。
ファドはギターラを伴奏にバーやライブハウスなどで歌われる。
ギターラは大きく2つに分けられる。「コインブラスタイル」と
「リズボンスタイル」である。
コインブラスタイルは涙の形ともいわれ男性的でどっしりした感じ。
チューニングは1音下げてラソレラソドとなり、男性の声に合わせた音程
になっている。
リスボンスタイルはかたつむりの形をしていて女性的でつぶした形になっている。
従ってチューニングも女性の歌う声に合わせている。つまりシラミシラレが標準だ。
ボディはいずれも玉ねぎのような形をしている。これら微妙な形の違いが音の質に
違いをもたらせている。
尚、これら製作する職人も伝統的もとづいて組織されている。
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