





ハワイ島のハワイ火山国立公園(キラウエア火山)の近くにサーストン・ラバ・
チューブがある。
ラバチューブとは溶岩トンネルのこと。サーストン・ラバ・チューブは約500年前
に出来たと言われている。熱くてドロドロした溶岩が流れると、その表面は空気
に触れることによって冷やされ、固まり始める。この固まった部分がトンネルの
壁となり、中の熱いドロドロ溶岩は全部流れ去ってしまうのだ。溶岩トンネルは
こうして作られる。ハワイ島には無数のラバチューブがあるが、サーストン・ラバ・
チューブは一番有名な溶岩トンネル。
入口には展望台が設けられている。ここは元はクレーターだった場所で、今は
オヒアやシダなどが茂り、熱帯雨林のしっとりした空気が流れている。この森には
アパパネなどハワイ固有種の貴重な鳥たちが飛び交い、特に朝や夕方は沢山
見ることが出来る。
ラバチューブの中に入ると、天井が高くなっている所がいくつか見つけられるが、
これは火山ガスによって持ち上げられた跡だと言う。
全長はなんと334m!強力なライトを持っていれば、簡単に進むことができる。
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