

















ミャンマーと言えば軍事政権の厳しい取り締まりで弾圧されてきた。
今月初めに、アウン・サン・スー・チー氏が初めてミャンマーの国政選挙で当選し、
彼女自身も海外にも出られるようになりようやく民主化が実現しつつある。
文化面ではパゴダ(黄金塔)を中心とした仏教国でもある。
ミャンマーのアイドルグループME N MA GIRLS(メンマー・ガールズ)の誕生も
そのあらわれでもある。若い女の子5人で構成されている。
メンマーとは「あなたと私」と言う意味だと言う。
全員が大学(専攻は夫々)を卒業しているインテリでもある。
これに目をつけたオーストラリア人の「ニコル・メイ」がプロデューサーとして
育てた経緯がある。
20数年前にアウン・サン・スー・チー氏が初めて自宅に軟禁された頃に、
彼女たちは生まれている。
つまり、彼女たちは生まれてからずっと、自由を知らないで育った世代なのだ。
今までは検閲や逮捕を恐れて、政治的な言動は一切さけていたが、自由にと叫ぶことが
できたことが、本当にうれしかったようだ。
歓喜に沸いたミャンマーで、彼女たちは自由の素晴らしさを実感し始めている。
先ごろタイのバンコクで初の海外撮影を行ったが、あまりの大きさに戸惑ったと
言う。
日本では当たり前のことが、ミャンマーの人たちにとっては当たり前ではないのだ。
スポーツや芸術関連の定期刊行物は、事前の検閲を受ける必要がなくなったようで、
政治関係の刊行物は、未だに事前検閲を受けなければいけないようであるが、
彼女たちは、新しい曲をリリースした。
いずれ日本にもやってくるでしょう
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