

















サントゥールはインドの打つ弦楽器。
クルミ製の台形の箱に多数の鋼鉄製の弦が並ぶ。この弦をメズラブと呼ばれる軽量な
木の棒状の撥(クワやくるみの木を細く削って作る)でたたいて演奏する。
メズラブは人差し指と中指の間で持ち、硬く乾いた音がする。弦をピックでつまはじく
撥弦楽器であるカーヌーンとは異なり、鋼鉄製の弦を木の棒で叩いて演奏する打弦楽器
である。典型的なサントゥールは、3オクターブの範囲の音域があり、2組のブリッジを持つ。
右手の弦は真鍮で作られているが、左手の弦は鉄鋼で作られている。
新井孝弘(アライタカヒロ)[日本のサントゥール奏者の第一人者]
1979年生まれ。ドラマーとして、数々のバンドでの活動を経て、 05年より宮下節雄氏に
サントゥールを師事。07年よりインドに渡り、世界最高のサントゥール奏者
Pt.Shivkumar Sharma氏に師事。09年よりインド国内でデビュー、コンサート活動を開始。
ムンバイ、ボパール、チェンナイなどインド各地で公演。
現在もムンバイに在住。
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