











ハワイには、西洋人が移入したイノシシが今もあちこちに棲んでいる。
feral pigまたはwild pig(野ブタ)と呼んでいる。ハワイ語ではプアア(pua'a)。
作り方は、地面に穴を掘り、イム(imu)というかまどを作って土の中で蒸し焼きする方法は、
ハワイの伝統的な調理法なのだ。このように蒸し焼きする調理法をカルア(kālua)または
プアア・カルア(pua'a kālua)。と呼んでいる。
地面に掘った穴の中に、直径20-25センチの石を沢山(穴の底部を敷き約2重に詰められる
だけの数)入れ、その上に木を沢山置いて燃やす。
木が燃え終わったら、墨を取り除き、石をイムの底部に均等に並べる。
その上でバナナの幹を細長く切ったものを石の上に置いて、その上にブタを置く。副食としては、
鍋の中にタロイモと黒砂糖とココナッツミルクを混ぜたものが一般的だこれをkulolo(クロロ)
というデザートとしている。
その上に熱い石をいくつか置いて、ティーの葉とバナナの葉を沢山置く。
水で濡らしたキャンバス地を置いて、蒸気を逃がさないようにタープで覆い、
土で覆って、これで完了。これまでの過程は約2時間。これは朝の作業で、8時間後にイムを
開けると香ばしいカルアの出来上がり。
ここオアフ島にある「ポリネシアセンター」では定期的にカルアピッグを観光客に見せて
それをメニューにしている。なかなか美味であると評判だ。
スポンサーサイト