
現在ボクのところにある明大マンドリンクラブのCDが2枚ある。
「Ole Mandolino」「マンドリン旅情のひびき」である。
この音色が好きなのだ。
明大マンドリンクラブは大正13年創設だから今年で85年になる。
写真は創設当時の写真で古賀政男は左後方にメガネ姿で立っている。
明治大学マンドリン倶楽部の活動は創成期の段階においてすでにかなり
活発であった。
大正13年2月11日明大のバラック校舎で、マンドリン同好会のメンバーは
震災慰安音楽会を催した。同年5月24日には読売新聞主催による皇太子
殿下の御成婚祝賀音楽会が日比谷野外音楽堂で開催。初声をあげた明大
マンドリン倶楽部は、第1回明大マンドリン倶楽部の定期演奏会にこぎつける。
宿願ともいうべき第1回春季演奏会は、創部からほぼ1年たった
大正13年5月31日、上野公園の自治会館で開催された。指揮は佐藤正恒。
明大マンドリン倶楽部の50年史『青春よ永遠に』の「定期演奏会プログラム一覧」
を見ると、明大校歌でオープニングしている。明大校歌は大正9年秋に熱血詩人
児玉花外の詩に山田耕筰の作曲によって誕生した。日本の校歌中の傑作といわれ
ている。マンドリンのスタッカッートとトレモロが奇麗にホールに響いた。
としている。
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