









クリス・ボッティ(Chris Botti, 1962年生まれの50歳 )は、アメリカオレゴン州
ポートランド生まれ、コーヴァリス育ちのフュージョン界のトランペット奏者。
幼少の頃より、クラシック・ピアノの講師であった母親の影響で、ピアノを弾き、
10歳でトランペットを始めた。マイルス・デイヴィスに影響され、トランペッターとしての
道を進む決意をし、高校時代よりプロとして活動するようになる。ピーター・ガブリエル等、
ロック・ミュージックの影響もある。インディアナ大学に進学、テナー・サックス奏者の
ジョージ・コールマンやトロンボーン奏者のデイヴ・ベイカー、ベース奏者デヴィッド・
フリーゼン等に師事。卒業後の1986年に拠点をニューヨークに置き、ウディ・ショウから
トランペット奏法を習った。ポップス/ロック系のプロデューサーであるアリフ・マーディンと
ヒュー・パジャムに呼ばれ、セッション・ミュージシャンとしても活躍するようになった。
ボブ・ディラン、アレサ・フランクリン、チャカ・カーンや、ジャズ・ミュージシャンでは
クリス・ハンター、デイヴィッド・マン、ローランド・ヴァスケス等と共演をしている。
1990年になると、ポール・サイモンのレギュラー・メンバーとしてツアーにも参加した。
マイケル・ブレッカーやスティーヴ・ガッドとも親交が深く、ブレッカー・ブラザーズの
アルバム『アウト・オブ・ザ・ループ』にて、編曲とプロデュースで関わっている。
トランペットの貴公子と呼ばれている。
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