














同院は大正元年、カフルイ浄土院を開いた原聖道師がマウイ島のラハイナに土地を借りて
仮布教所を設置、翌年着任した斉藤原道師が寄付などを集めて大正3年に堂を建てたのが始
まりとなっているが、昭和5年、同じラハイナの海に面した現在地に土地を購入して移転し
ている。
同院は他のハワイの寺院と違って日本的に作られている。昭和43年、原因不明の火災で本堂
が焼失し、原源照師らの努力で3年後に再建された。この再建には日本実業家の絶大なる協力
があった。日本から大工を寄せて日本式本道と三重塔を建てたのである。実業家は火災前にも
鎌倉大仏を縮小したミニ大仏を境内に寄進していて、現在の同院は彼によったところが大きい。
境内には、このほか鐘楼、山門、東屋などがあって、観光客が多く訪れている。
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