
「女のみち」などのヒット曲で知られる「ぴんからトリオ」のメンバーで歌手の宮史郎さん
(本名・宮崎芳郎=みやざき・よしろう)が多臓器不全のため都内の病院で死去した。69歳。
兵庫県出身。関係者によると10月17日ごろから体調を崩し、風邪に似たような高熱とだる
さを訴え、今月3日から都内の病院に入院していた。
宮さんは63年に実兄の五郎さん、並木ひろしさんと、ぴんからトリオを結成し、72年に
発表した「女のみち」が420万枚の売り上げを記録する大ヒットとなり、翌年には紅白歌
合戦に初出場。同年には並木さんが脱退し、ぴんから兄弟となり、83年からはソロとして
活動していた。09年には芸能生活50周年記念曲「女のみち パート2」を発売。軽妙な
歌唱と口ひげを生やした親しみやすい風貌で人気を集めた。
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