

















ハワイのコーヒーと言えば、ハワイ島の「コナ」が有名だが、ハワイ諸島のそれぞれのアイランドでも
特徴を持ち、希少価値の高いコーヒーが生産されている。中でも、ハワイ島の東、カウ地区で、
1990年代から生産が始まったカウコーヒー(Kana'u Cafe)は近年評判が高く、世界的なコーヒー
コンテストや国内のコンテストで多くの賞を受賞している。あのオバマ大統領の就任式でも出された
そうである。コーヒ-の味は、ロースト法にもよるが、独特な香りとクリアな味で本来の豆の味を感じる
ことができる。
カウコーヒー(Ka'u Coffee)は現在日本での取り扱い店が限定されている。
特に日本では2,3店に限られ、アメリカ本土でも入手困難なコーヒーとなっていいる。
カウコーヒーは同じハワイ島のコナ地区と比較して1/4の生産量のため世界でも極わずかしか流通して
いない。
また、ハワイ諸島で収穫されたコーヒーのカッピングコンテストでは上位入賞がカウ地区の農園が占める
ようになり、またSCAA(スペシャルティコーヒーアソシエーションオブアメリカ)開催の世界的なカッピング
コンテストでも優秀な農園と肩を並べトップ10に入賞するなど輝かしい実績を残していますので名実とも
にハワイ産No.1のコーヒーブランドになりつつあるのだ。
カウ地区のコーヒー農園は歴史が浅い。しかしフランスの一流ワイナリーのように気象・土壌・地形を元に
徹底した栽培技術と品質管理がこのような世界的な評価を受ける農園へと成長した。
コナコーヒーとの香味比較がされるが、マウナロア火山を挟んで両者の気象特性に大きな違いがある
為に自然と香味も異なる。
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