























スペインといえばフラメンコ! フラメンコの舞台を見に行かなくても
街中がフラメンコ衣装を着て、フラメンコの踊りの1つのセビジャーナスを
踊り楽しむ人で溢れるお祭りが、セビリア市のフェリア・デ・アブリルという
春祭りだ。
お祭りの開催時期はイースターの時期によって変わるので、毎年異なるが、
日本のゴールデンウィーク中に開催される。
このお祭りは1850年から続き、セビリアの人が一年で最も楽しみにして
いる行事。全部で1,000以上もの「カセタ」と呼ばれるテントが張られ、
その中で食べて飲んで踊ってしゃべって朝晩過ごすのがメインイベント。
カセタは主催者の招待がないと入れないものがほとんど、オラ!と元気に
挨拶していれば、街の人と仲良くなってカセタに招待してもらえる。もちろん
カセタに入れなくても、入り口は開いているので中が覗ける。街中を馬車や
馬に乗って、フラメンコ衣装で散歩するのもこのお祭りならではなのだ。
毎年デザインされるお祭り会場の玄関門のイルミネーションも必見!
今年は、人類が初めて世界一周を成し遂げてから500年経ったことを
記念して大航海時代をモチーフにした門だそうである。
また、この時期にセビリアのレアル・マエストランサ・デ・カバジェリア
闘牛場で行われる闘牛は、闘牛界で筆頭に立つ闘牛士たちが登場する。
フラメンコ衣装の人々に囲まれてお祭り気分で闘牛を見るのもなかなか
オツなもの。この闘牛場には闘牛博物館も見学できる。
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