ラ・バンバ(La Bamba)はメキシコの民謡を元にした楽曲。
1950年代と1980年代に世界的にヒットした。
元々は、メキシコのベラクルスで300年以上昔から歌われていたもので、メキシコ民族音楽と
キューバのソンがベラクルスで独自に発展した「ソンハローチョ (son jarocho)」と呼ば
れる音楽の一つである。スペインのフラメンコやアフリカ系メキシコ人のリズムなどを取り
入れており、バイオリン・ハラナ・ギター・ハープなどを用いて演奏される。
「ラ・バンバ」という名前は、スペイン語の動詞 bambolear(「ゆらめく」「よろめく」
などの意)によると考えられている。なお、「バンバ」という地名はアンゴラ・コンゴ
民主共和国などのアフリカに多く見られるが、これらとの関係を指摘するものもいる。
1987年に、ヴァレンスの生涯を描いた映画『ラ★バンバ』が公開されたが、この映画の
主題歌となったのがロス・ロボスが歌った「ラ・バンバ」であった。
ロス・ロボスの「ラ・バンバ」も、ヴァレンスのものと同じくロックンロール調の歌である。
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