『カチューシャの唄』は、1914年に発表された日本の歌謡曲、ならびに同楽曲を題材にした
同年製作・公開の日本の短篇映画である。
楽曲の作詞は島村抱月と相馬御風、作曲は中山晋平。劇団芸術座の第3回目の公演である
『復活』の劇中歌として、主演女優の松井須磨子などが歌唱した。翌年の1915年には『復活
唱歌』の題名で、松井の歌唱によるレコードが発売された。歌詞の「カチューシャかわいや
わかれのつらさ」は爆発的な流行語となった。
　平成になってからもソウル・フラワー・モノノケ・サミットが1997年（平成9年）に発表したアル
バム『レヴェラーズ・チンドン』でカバーしている。