渥美 清(1928年- 1996)は、日本の俳優。本名、田所 康雄(たどころ やすお)。
愛称は、寅さん、風天(俳号)。
1928年に、東京都台東区で地方新聞の新聞記者をしていた父友次郎と、元小学校教諭
で内職の封筒貼りをする母タツとの間に次男として生まれる。兄に健一郎がいる。
1951年、東京都台東区浅草のストリップ劇場(百万弗劇場)の専属コメディアンとなる。
1954年、肺結核で右肺を摘出し約2年間の療養生活を送る。このサナトリウムでの療養
体験が後の人生観に多大な影響を与えたと言われている。右肺を無くした事で其れまでの
ドタバタ喜劇が出来なくなった。また、復帰後すぐに今度は胃腸を患い中野の立正佼成会
病院に1年近く入院する。再復帰後は酒や煙草、コーヒーさえも一切やらなくなり過剰な程
の摂生に努めた。
1996年、転移性肺癌のため東京都文京区の順天堂医院にてこの世を去る。68歳没。
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