山下 清(1922年(大正11年)3月10日 - 1971年(昭和46年)7月12日)は、
日本の画家。日本中を放浪していたことで知られる。
東京都浅草に、大橋清治・ふじの長男として生まれる。翌年には関東大震災に
よって田中町一帯が焼失すると、両親の郷里である新潟県の新潟市白山に
転居する。その2年後の3歳の頃に重い消化不良で命の危険に陥り、一命こそ
取り留めたものの、軽い言語障害、知的障害の後遺症を患う。
戦後は「日本のゴッホ」、「裸の大将」と呼ばれた。1956年の東京大丸の
「山下清展」を始め、全国巡回展が約130回開かれ、観客は500万人を超えた。
大丸の展覧会には当時の皇太子も訪れた。1961年6月、式場隆三郎らとともに
約40日間のヨーロッパ旅行に出発。各地の名所を絵に残した。
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