




活発な火山活動で知られるハワイ州のキラウエア火山で、ことし6月から流れ出ている
溶岩がふもとの村から数百メートルの所まで迫っているとして、地元当局は周辺の住民に
対して避難の準備をするよう呼びかけている。
アメリカハワイ州のハワイ島にあるキラウエア火山は活発な火山活動で知られ、観光地にも
なっているが、ことし6月に山頂から流れ始めた溶岩がふもとの村に近づいて来ている。
ハワイの火山観測所などによると、26日午前9時(日本時間の27日午前4時)の時点では、
溶岩流の幅は140メートルほどで、近くの村の主要道路から直線距離で760メートルの所まで
迫ってきているということです。
現地からの映像には、赤い溶岩が草や木を焦がし炎を上げながらアスファルトの道路の上を
ゆっくりと流れる様子が映っている。
ハワイ州の地元当局は、溶岩流は1時間におよそ9メートルの速さで進んでいて、このままの
状態が続けば周辺の住民に対して避難するよう求めることになるとして、28日までに避難の
ための準備を終えるよう呼びかけている。
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