
通称「カリンバ」と呼ばれている。おもにアフリカの民族楽器で、共鳴箱にとりつけられた金属や竹などの舌をはじいて音を出す楽器。大きさはいろいろあるが、一例をあげれば、縦30cm、横19cm、厚さ4cmくらいの木製の共鳴箱の上側に2本の横棒をとりつけ、数本の薄い金属か竹の舌をわたし、横棒の上から別の棒でおさえつけると、おさえつけられたところを支点として舌にバネの力が加えられる。その舌の一端を指ではじいて音をだす。支点と舌の端まで長さを変えることにより音律の調整ができる。舌の数は8本から20本ぐらいまで一定していないが、だいたい中央が低音で、両端にむかってたがいちがいに音程が上がっていく。この楽器の呼び名は国や地方によってさまざまである。サンザはアフリカ人によってアメリカ大陸にもちこまれた。
オルゴールのルーツとも言われている。
スポンサーサイト