












映画「ハワイの夜」は1952年の新生プロと新東宝の提携第二回作品で、ハワイ現地ロケを
行ったもの。
日華事変の頃、日本からスポーツ親善使節としてハワイへ派遣された加納明と牧野春夫は、
ふとしたことからハワイに住む河合一家と知り合った。ジーンという娘と隆夫という息子は
所謂二世で、アメリカの市民であったが、その父母はまだ日本へ強い郷愁を持つ一世だった。
そしてこの平和な夢の島でも、一世と二世との間に日本の軍国主義的な侵略に対する激しい
意見の対立があったが最後にはハッピーエンドで終わるストーリーである。
ここに特別出演のバッキー白片とアロハハワイアンズ。
若き和田弘(ギター)と山口銀次(ウクレレ)である。当時は二人共きれいなファルセット(裏声)を
得意としていたが声を潰し、和田弘はその後歌わなくなっている。
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