服部 良一(1907年 - 1993年)は、日本の作曲家、編曲家。また作詞家として
村雨 まさを(むらさめ まさお)の名がある。大阪市出身。
ジャズで音楽感性を磨いた、和製ポップス史における重要な音楽家の一人である。
終戦直後の昭和21年には『銀座セレナーデ』(唄 藤山一郎)を村雨まさを名義で発表し
ヒットさせるなど、詩人としては終生この名前を使って他にも数々の曲を発表した。
戦後の息吹を伝えた『青い山脈』を作曲。同曲は六甲山の山並みを見ている時に
浮かんだ。日本レコード大賞の創設にも尽力した。
1969年、紫綬褒章受章。
1993年、呼吸不全のため死去。享年85だった。死後、作曲家としては古賀政男に
次いで2人目の国民栄誉賞が授与された。なお『青い山脈』を歌った藤山一郎も
同年8月21日に亡くなっているが、彼は生前に国民栄誉賞を受賞している。
2007年12月30日、第49回日本レコード大賞にて特別賞を受賞。
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