
エセル中田、日野てる子と並んで昭和の日本ハワイアン界を代表する女性歌手の一人
南かおるさんが亡くなりました。(享年80)
1938年生まれ。21歳のときにハワイアンの世界に入り、ポス宮崎とコニーアイランダースと
共演した『ハワイの饗宴』でレコードデビュー。2年後の1961年に本格的なソロ・アルバム
『パイナップル・プリンセス』を発売し、翌年には日比谷公会堂で初のリサイタルを開催、
その後、1966年にはバーブ佐竹とのデュエットで『ハワイアン100万ドルのデュエット』(LP)や、
『銀座は恋の十字路』(7インチ)などもレコーディングして話題となった。
その後、自動車事故で瀕死の重傷からも奇跡的に復活し、歌手としての道を歩み続け、
2012年6月には日比谷公会堂で開催された「ハワイアン・フェスティバル」に、同年8月には
成田ビューホテルで「ハワイアン・ディナーショウ」にも出演し、変わらないキュートな風貌と
パンチのある歌声で、観客を楽しませていた。
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