藤 実(1932年 - 2008年)は、戦後歌謡界を代表する日本の作曲家の一人である。
東京府東京市向島区に生まれ、杉並区南荻窪1丁目に居住していた。
1949年、17歳の時に上京。様々な職を経て、ギターを携えて流しの演歌師になる。
1956年、日本マーキュリーレコードより『お月さん今晩わ』にて作曲家としてデビュー。
当時の芸名は星幸男で、現在に至るまで世に送り出した楽曲は5000曲以上
(その大部分は演歌)と言われ舟木一夫、千昌夫、森昌子など多くの歌手を育てた。
1965年、島倉千代子らのパトロンだった中山幸市(太平住宅創業者)の出資による
太平音響株式会社の設立に加わり専務取締役となり、1966年には自叙伝
『太陽も笑っている』が映画化され、『太陽に突っ走れ』 (演 : 千葉真一) が東映から
製作配給された。
2008年急性心筋梗塞のため東京都内の病院で逝去した。76歳没。
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