藤子・F・不二雄(本名:藤本 弘、1933年- 1996年)は、日本の漫画家。
富山県高岡市出身。富山県立高岡工芸高等学校電気科卒。安孫子素雄(藤子不二雄Ⓐ)
と共に“藤子不二雄”としてコンビを組み、数多くの作品を発表。児童漫画の新時代を築き、
第一人者となる。代表作は『ドラえもん』、『パーマン』、『キテレツ大百科』、『エスパー魔美』、
『21エモン』など。
1988年にコンビを解消し、藤本は藤子不二雄Ⓕとして活動を始めたが、約1年後、トキワ荘の
仲間だった石ノ森章太郎の助言によって藤子・F・不二雄に改名した。藤本はSF物など時おり
大人向きの作品を手がけながらも『ドラえもん』を中心とした子供向け作品をメインに漫画の
執筆を続けた。子供向け作品を手がけるその手腕のあざやかさは、「子供たちの夢と願望を
心にくいばかりに視覚化する」と評されるように極めて高い評価を得ており、没後も子供漫画の
名手としてのその名声は揺らいでいない。
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