藤山 一郎(1911年- 1993年)は、日本の歌手・声楽家・作曲家・指揮者である。
本名は増永 丈夫。本名ではクラシック音楽の声楽家・バリトン歌手として活躍した。
東京都出身。東京藝術大学音楽学部卒業(首席)。
東京藝術大学音楽学部で培った正統な声楽技術・歌唱法・音楽理論とハイバリトンの
音声を武器にテナーの国民的歌手・流行歌手として活躍。1930年代から1940年代に
かけて『酒は涙か溜息か』・『丘を越えて』・『東京ラプソディ』・『青い山脈』・『長崎の鐘』
などを歌い多くがヒットした。理論・楽典に忠実に歌ったことから正格歌手と呼ばれ、
その格調の高い歌声は「楷書の歌」と評された。1992年、国民栄誉賞を受賞した。
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