乙羽 信子(本名・新藤信子(旧姓・加治)、1924年- 1994年)は、日本の女優。
愛称は「オカジ」。
1937年、宝塚音楽学校に入学。宝塚歌劇団27期生。同期生に越路吹雪、月丘夢路、
東郷晴子、大路三千緒、浦島千歌子、瑠璃豊美らがいる。1939年の公演『宝塚
花物語』で同期生達と共に初舞台を踏む。なお、この時代は同期でも初舞台演目は
それぞれ異なった。
1983年、驚異的な視聴率を記録したNHKの連続テレビ小説『おしん』に出演。
主人公・おしんの晩年期を演じ、主演もこなせる女優であることを改めて知らしめ、
国内外において新たなファンを獲得した。
1978年、新藤と結婚。結婚後、最初の作品となった『絞殺』で、1979年、ヴェネツィア
国際映画祭イタリア映画ジャーナリスト選出最優秀女優賞を受賞する。
1994年肝臓癌による肝硬変で死去。享年70。
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