

以前にもこの「韓国シルミド部隊」については取り上げたが、
もう一度の声が数通寄せられ再度お話することとしました。
これは実際にあった話で映画にもなったのだ。
今から40数年前、朴政権下である日突然ソウルの町から屈強な若者
24人が拉致されたのだ。
集められたのは韓国南部にある無人島のシルミドである。
この時目的が初めて明かされ「北朝鮮の金日成(キム・イルソン)主席
を暗殺せよ」というものであった。
しかしすでに全員は外部との連絡は遮断され、それに従う以外に道は
なかったのだ。
衣食住は完備され教官も10数人いたと言う。そして成功した暁には
政府機関への高待遇も約束された。
そして訓練は始まった。
厳しく過酷な訓練が1年間続き、いよいよ明日決行と言う前日に理由不明
のまま中止となったのだ。
隊員達はそれに燃えて準備もし意気込みもあったのだがこの中止に
全員が肩を落とした。
しかし他にやることもなく訓練を惰性で続けていたが、そのうち政権も
交代し教官達も1人減り、2人減りしてついに誰もいなくなってしまったのだ。
そのうち内部抗争がぼっ発、24人のうち8人が殺害されたりで死亡したのだ。
残る16人は島を脱出、途中島のレストランを襲撃、女性を乱暴したりで4人を
殺害、船を乗っ取り一路ソウルの大統領府へ向かったのだ。
ソウルではこの情報をキャッチ、繁華街で待ち伏せ、バスを乗っ取った16人は
そこで銃撃戦となり16人全員が射殺されたのだ。
最近ようやくこの事件がクローズアップされたが、内緒で取り組んだことであり
軍人でもなくそれなりの報酬もなく遺族としてはやりきれない気持でいると言う。
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