立川 談志(1936年-2011年・75歳没) は、落語家の名跡。
東京都文京区出身の落語家。落語立川流家元。本名、松岡 克由。
これは明治時代の寄席で人気を博していた釜掘りの談志(4代目)が初代を称し、
俥屋の談志がそれに倣って4代目と称していたようなので、小ゑんは5代目というのは
語呂が良く、さらに師匠5代目柳家小さんと代数が合うので丁度いいということで、
5代目を名乗ることになった。
古典落語に広く通じ、現代と古典との乖離を絶えず意識しつつ、長年にわたって理論と
感覚の両面から落語に挑み続けた。古典落語を現代的価値観・感性で表現し直そうと
する野心的努力が高く評価されたが、その荒唐無稽・破天荒ぶりから好き嫌いが大きく
分かれる落語家の一人でもあった。落語のみならず、講談、漫談をも得意とするなど、
芸域の広さで知られた。初高座は新宿末廣亭における『浮世根問』。
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